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2010.02.23

横書きもつらくなった

縦書きの本に漢数字で書かれた数値がわからん、と書いたことがあった。
あれから5年。40代も3分の1を過ぎて、いよいよそれなりのことが。

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 朝の満員電車で、ハードカバーの横書きの本を狭く開き、背の部分と25cmくらい離して読むと、1行ごとに焦点がこっちに行ったり向こうに行ったりで疲れる。とりわけ右側のページで、奥から手前に焦点を持ってくると、左右の目の焦点が合わなくなることも。

 

それを考えたら、パソコンの画面は遥かに見やすい。さっき撮ったこの写真も、実際の本より読みやすいのだ。

2010.01.28

乳歯抜ける

うまれつき永久歯が生えてこなくて、乳歯のまま残っているところが、3箇所くらいありました。下の右の乳歯は25歳の時に虫歯になって抜きましたが(のちにブリッジ)、上の右の乳歯は虫歯も無く、43歳の昨日まで持ちこたえました。調べてみたら、健康な乳歯でも時間とともに根が吸収され、いずれは抜けてしまうらしい。

子供の頃は、下の歯が抜けたら屋根に投げるとか、よくやりました。上の歯なら縁の下ですね。丈夫な歯が生えるおまじないだとしたら、今こそやる価値があるかも。

2006.07.01

湯島聖堂に行ってみる

湯島聖堂に行ってみようと思った。
見崎鉄「さだまさしのために」を読んだら「孔子廟である」とあって「へぇ」と思ったこともあるが、同じ敷地に「神農」を祀った「神農廟」があると知って、非常に興味をそそられた。

神農とは、古代中国伝説上の、王とか神のような存在。民に農業を教えたとか、腹部が水晶でできていて中が見え、自ら草木を食べてどのような影響を与えるか示したとか、ある日70以上の毒にあたったが、茶の葉を食べたら解毒した、これが「茶」を服用した始まりであるとか、種々の伝説の持ち主である。詳細は検索して調べてくだされ。

さて私も先日原因不明の腸炎を起こし、3日くらい七転八倒、その後も身体に力が入らない日が続いた。2週間後に人間ドックを受け、胃の検査は内視鏡にしてもらった。胃の中は意外ときれいでちょっと安心。午前中に終わったので、その足で御茶ノ水に向かう。生まれて初めて体内を見た日に神農を見るとは何と良いタイミング。

Yushimaseido 聖橋から石段を降りていき、最初に大成殿を見る。平日の12時台。広場には人はおらず、広場の周囲の屋根のあるところで、数人の人が等間隔をおいて、静かに腰掛けている。建物と門を一緒に写真に撮ってみる。

大成殿から降りる石段は木々がうっそうと茂り、陽だまりは見当たらない。石段を降りて東に進む道には「カラスに注意。この辺は急いで通り抜けて下さい」という立て看板あり。檸檬を暫くみつめたり齧ったりする余裕はない。急いで通り抜ける間、左手に大きな孔子像を見かける。

Roadtoshinno そのまま門を出た。その北側に神農廟へ続く道があったのだが、門を閉められ、施錠されていた。残念。空腹にポカリスエットだけ流し込んで帰途につく。

2005.12.21

内田樹・名越康文「14歳の子を持つ親たちへ」(新潮新書)

子供はまだ1歳なんですが、楽しく読みました。

「ディベートは最悪の教育法(p.52)」や「身体よりも脳の方が攻撃的(p.109)」など、いくらでもここに紹介したい話があるんだけど、何というか、子供だった頃の自分を思い出しました。いつも自分の思いを的確に言葉にできず悩んでいたとか、ある出来事で「うちの父親は、こんな時だけ出てくるのか」と思ったこととか。普段は具体的に思い出せず、「なんだかとてもしんどかった」という感じが残っているだけだったものが甦りました。
全体にわたって、今の子供のいろんな話をしてるようで、その現象の根は、われわれが子供の時からあったような話にもなっているのです。エピソードに出てくる"昭和天皇を「カワイイ」といった女子高生"は、内田氏と20歳、名越氏と10歳くらいしか離れていないはず。
それにしても、お互いこれだけ波長の合う人と対談ができる、という境遇そのものをうらやましいとも思った。

月曜日の朝日新聞の全面広告に名越氏が登場していた、ポプラ社の「月刊プシコ」という雑誌を書店で探してみたが、今日は見つからなかった。○河○子の文章なんて読みたくないので、買うかどうかは未定なんだけど。

2005.04.26

最後の最後で

…風邪をひいてしまった。予防接種のおかげもあってインフルエンザにもかからず、順調に来てたのでショック。黄色い鼻水が大量に出て、今日で3日目。ちょっと前に医者に見てもらった時、薬局からもらった薬の説明書がありがたい。今朝の電車の中には似たような風邪をひいた人が数人いたようだ。この冬は花粉症も含め、とにかく流行が長い。
そういや私は英仏には行ったことがないから、久々に献血してみるか、と考えてたけど、薬のんじゃったから延期だな。

2004.12.23

なんで要らんの?とは敢えて訊かずに

某中古CD店にて、Tears for Fears "Seeds of Love"を、なんと167円で購入できた。
今5曲目の"Standing on The Corner of Third World"を聴いているところ。こんな喜びがまだ世界には転がっているのだ。
似たような幸運はここにも転がっているのに、喜ぶ人がいまのところ現われないのは、どうしたのだろうと思ってしまう。いや、僕はこの人の本にかなり影響を受けているので。
スティーブ・ビダルフ著「男の人って、どうしてこうなの?」の概要は、このサイトの著者インタビューに詳しい。日本では、同じ著者による「男の子って、どうしてこうなの?」の後に出版されたが、ビダルフ氏自身は「男の人…(原題:Manhood)」を「男の子…(原題:Raising Boys)」より先に書いている。手許にある「男の子…」では147ページに「Manhood」のことが「男らしさ」という書名で登場している。

2004.09.26

喘息についてのメモ

小学生の頃から年に1~3回は風邪をひく。私の風邪は決まってのどの痛み→鼻水ときて、最後に気管支喘息を起こす。これがつらい。大学生の時には、爪が紫になるほど酸素が足りなくなったこともある。
去年も風邪をひき、鼻水が出始めた頃にとある内科へ行った。初診なので問診票を書いたが、既往症欄に何気なく「気管支喘息(アレルギーではない)」と記入してしまい、診察の時先生に「気管支喘息はアレルギーなんだ。わからないのにヘタなことを書くな」と怒られた。言われることはもっともで、もらった薬はとてもよく効き、風邪は喘息を経ないで全快した。

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