「にほんごであそぼ」で聴いた、うなりやベベン氏による「1より小さいかず」が頭から離れない。
http://www.nhk.or.jp/kids/nihongo/song/index.html
(「月の歌」とのことなので、別の曲になっている可能性があります)
いろいろ調べていたら、面白いことが分かった。
「割」とは「単位」である。割合専門の単位。「0.1であるもの」に単位が付いているのだ。
私は野球の打率というものを知ってから、下に書かれたような「勘違い」をずっとしていた。
Wikipedia「命数法」の「1.2 小数」より
実際に桁を連ねるときは、「二寸三分四厘」のように1の位の後には単位をつける。現代的な表現が「2.34寸」のように最後に単位をつけるのとは異なる。なお単位として「割」を使う場合は「二割三分四厘」のようになることから、分が1/100、厘が1/1,000だという勘違いがあるが、これは「2.34割」の意味であり、分が1/10、厘が1/100であることは変わらない。
Wikipedia「割」より
割(わり)は割合を示す数値の後につける無次元の単位で、1/10 (10分の1)を表わす。SI接頭辞ではd(デシ)に相当し、パーセント表示では10%にあたる。
例えば定価から 1/10 の値引きをした値段は1割引、打率が 3/10 以上である打者を3割打者というように用いられる。1割より小さい割合には、分(1/10割=1/100)、厘(1/100割=1/1000)、毛(1/1000割=1/10000)などを用いることが多い。
というわけで、円周率は、
31割4分1厘5毛9糸2忽6微5繊3沙5塵8埃9渺7漠9模糊3逡巡2須臾3瞬息8弾指4刹那6六徳2虚空6清浄4阿頼耶3阿摩羅3涅槃寂静 とちょっとである。
見事に6六徳だ。
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