アルバム「夢の轍」
【オリコン】さだまさし、40周年ベストで30年7ヶ月ぶりTOP3
http://www.oricon.co.jp/news/rankmusic/2026862/full/
「天晴」がオリコン3位。これが「夢の轍」以来とのこと。個人的には「夢の轍」が一番思い入れがあって、久しぶりにその名前を聞いて感慨深い。特に「微熱」「極光」「まりこさん」「片おしどり」が好きである。
LPは手許にないので記憶を頼りに書くが、
レコードと同じ大きさに作られたライナーノートに、歌詞に加え、自身やスタッフによるコメントが小さい字でびっしり書かれていたのを覚えている。「償い」に添えられたのは、何かの本からの引用だったか「ここまでは許せるがここからは許せない、というのは、それは最初から許していないのだ」という文で、私には曲自体よりこの言葉の方がインパクトが強かった。
ちょうど真ん中のページには、歌になった10曲とはまた違う詩が書かれていた。確か、
「夢なんて役にたたない みんなそういう」で始まり、「俺は黙って転がってやるんだ そうすれば 何も残らなくても 轍だけは残ってくれる それで十分だ」という終わりではなかったかと思う。
今日初めて知ったが、橋幸夫氏が8月に、さだまさし作詩作曲による「夢の轍」というシングルをリリースするとのこと。もしかして、30年前に書かれたこの歌詞が日の目を見るのでしょうか。「天晴」は正直買う気が起こらないが、こっちは買ってみたい気がする。
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