「なごや乗換ナビ」という乗換案内ページが名古屋市交通局のHPにあります。
名古屋市地下鉄・市バス・あおなみ線・ゆとりーとラインしか掲載されてないので、便利だか不便だかよくわかりませんが、他の乗換案内と違うのは
「この電車・バスに乗ったら、自家用車利用に比べてこれだけ二酸化炭素(CO2)排出を減らせる」というデータが表示されることです。
それによると、例えば名城線を1周すれば26.4km。地下鉄で使うとCO2排出が0.28kg。乗用車だと(地下鉄線に沿って走るわけじゃないけど)0.28kg+節約分4.79kgで5.07kg、となります。
計算の根拠は、たぶんココにある「平成16年環境白書」の数値でしょう。この表示値がちょうどgとかkgとか、馴染みのある単位なので、やっと自分がどれだけCO2を出しているかが感覚的につかめた次第です。
今まで私がサブナードスポーツ(自転車)で走った距離は、8ヶ月で785km。この資料の通り「乗用車が1km走ると平均で192.2gのCO2を排出する」のであれば、自分が自転車に乗ったことで、乗用車に乗ってれば出してたCO2・151kgを出さなくて済んでいる、となります。1年に換算すれば200kg強ですか。
そう考えると、下記の「全国地球温暖化防止活動推進センターWebサイト」にあるhttp://www.jccca.org/content/view/1041/782/
「2004年の日本での1人あたりCO2総排出量は10.0t」という数値が、途方もないものと思えてきます。
そういえば前に「1秒の世界」を読んだ時、自分は世界の広さを実際にはつかめていないうえに、非常に短い1秒あたりで刻んでいるので、書かれた数字が大きいのか小さいのかよく分からなかった感じが残りました。なごや乗換ナビみたいに、自分の知ってる範囲に置き換えてみるのも、いいことかもしれません。
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