雑誌「city & life」を読んだ
名古屋建築会議の武藤隆さんのblogにて、「どんぐりひろばプロジェクト」が「city & life」という雑誌に掲載されたとの情報を得る。発行元の(財)第一住宅建設協会に問合わせたら、書店では扱っていないとのことで、直接注文した。
どんぐりひろばが紹介されているのはNO.77(2005年9月発行)。「特集:公共空間、新たな視点」内の「写真ルポ:コモンの風景…公共空間を探しに行こう!」という記事で、特色ある事例として紹介されている10件のうちの1つが、どんぐりひろばである。他には京都の法念院や東京のMARUNOUCHI CAFE、名古屋のノリタケの森など。空き地をほぼそのままオープンスペースの形で提供してる事例もいくつか。東京都練馬区で、「けんか広場」という原っぱの存続のために地域住民有志が展開した運動の話は感動的だ。
インタビューをはじめとして文章量は多いが、公共空間というテーマにしぼって書かれているので、とても読みやすい。特に町村敬志という人の「鈍さの公共空間」という記事には、個人的に共感できるところが多かった。A4で40ページとコンパクトなのも、電車の中で読めるし気に入っている。これで500円は安い。余計な広告とか一切ないし。
NO.75(2005年3月発行;特集:マルチモーダルが都市を楽しくする[ヨーロッパ編])も一緒に買った。オランダやフランスの、自転車やトラム(路面電車)などを地域の足として活用した街を採りあげているが、写真を見ているだけで楽しい。表紙からして、前に2人用シートを設置した2輪自転車に、お母さんと子供3人が乗っている写真だ(後ろの荷台にもう1人)。これから記事を読むのが楽しみ。
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