DVD「にほんごであそぼ 萬斎まんさい」
普段、教育TVはほとんど見れない。「にほんごであそぼ」はすでに2年も放送してて今さらなんだけど、野村萬斎氏の「ややこしや」をやっと見た。
すごく面白い。この3連休は天気も悪いし、このDVDにハマろう。
内容は大きく分けて3つ。
- 狂言:台詞や動きはそのままにセットやコスチュームを変えた映像も面白いが、それをさらにアレンジした「呼声・親子バージョン」や金子みすずの詩を取り入れた「大漁」もいい。
- わらべうた:これ、良いんですよ。子供が遊んでるところは、うちの1歳の子供も喜んで見てる。「かわのきしのみずぐるま」「おふねがぎっちらこ」の画像きれい。
- 擬音アニメ:「かな」を音符に見立てた感じで、風景の中に擬音語が舞う。特に「ざぶるうん」「ぱらぱらぱらったたあ」が好き。
おおたか静流さんが、歌や、わらべうたの編曲を担当している。
http://www.songbirds.ne.jp/sizzle/
この人の名前を見るのは、1991年に「花」を歌ってるのを聴いて以来だったが、子供たちの歌のタイミングに沿った形で自身のスキャットを重ねたり、バックにすうっと漂うような声をのせたり、とてもいい感じ。圧巻はエンドテーマの「ぴっとんへべへべ」。私の記憶力の衰えを直撃するような、見事な仮名の配列。こちらにご自身の解説あり。
"「音魂」というものがある"という考えに同感です。日本語からばかりでなく、お経とか、メディアから流れてくる外国語の歌とか、そういう聴いただけではわからない言葉からも「音魂」を感じながら、私たちは日々生活しているのでは。
コメント