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2005.08.08

オアシスと岩ヶ池

旅行記第2回は、私の出身地「刈谷」です。

中学・高校時代、よく自転車を乗り回した。中でも自分で見つけた刈谷市縦断コースはお気に入りだった。市の最北端・小堤西池(かきつばた群落)から-洲原公園-岩ケ池-一里山町(←2006.01.16、「一ツ木町」を訂正)伐払まで南下、一ツ木大橋まで西進。あとは逢妻川-境川の堤防をずっと通って衣崎町まで、という約20kmのコースである。岩ヶ池近辺へ南から北上すると、広大な田畑が目の前に開け、岩ヶ池を囲む森が遠くに見えた。その風景が好きだった。

最近このあたりに伊勢湾岸自動車道が開通し、刈谷ハイウェイオアシスという施設もできたという話を聞いて気になったのが、その風景がどうなったか。ということだった。今回そのコースを約20年ぶりにたどって、昔の記憶とリンクさせてみた。一ツ木大橋から北に向かい、岩ヶ池を通り、刈谷ハイウェイオアシスに行ってみる。ちなみに徒歩。

kariya_01 1.スタート地点・一ツ木大橋。

kariya_02 2.県道を渡って東に行くと、こんな感じで平地に小さい森があったりする。この辺はまったく昔と変わっていない。

kariya_03 3.東境町の住宅地の中にある竜ヶ根池。水辺が整備され、きれいになっていた。

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kariya_04さて、視界が開けて…

4.見えたのは高速道路だった。昔は、平気で人が入れる森だったのだが。

kariya_05 5.こう見ると、高速道路というのは、かなり高い壁である。

昔は、森の横に岩ヶ池の南から入れる道があった。それが見つけられず、西へ西へと流される。あるところで高速をくぐり、横の階段を上り、ようやく岩ヶ池にたどり着いた。

kariya_06 6.岩ヶ池。ハイウェイオアシスの観覧車と、画面左手の橋を除けば、私の知ってる池の風景だった。高速を通過する車の音が聞こえるが、耳障りなほどの音量ではない。意外だ。2人の若者が釣りをしていた。

kariya_07 7.昔自転車で走った、池の南からの道は行き止まりだった。高速の壁がでーんとそびえているわけでもなく、自然な感じで道が終わっていた。

kariya_08 8.新しくできた橋の方へ行ってみる。「オアシス橋」というらしい。ここからでも岩ヶ池が見えるが、池に背を向けた側にしか、歩道がない。

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kariya_09kariya_109. 10.刈谷ハイウェイオアシス。パーキングエリアに設けられた商業施設・娯楽施設です。一般道からも行けるのが画期的。おみやげに「かりやかきつばたの詩」という菓子を買う。今まで知らなかった菓子である。岐阜県清見村の「飛騨牛ビーフカレー」のレトルトも買った。これ、うまかった。トイレがきれいらしいが、うっかりしてて行くのを忘れた。

kariya_11 11.で、観覧車に乗って岩ヶ池を見てみる。池の南の森は、半分以上駐車場になってます。でも、逆に言えば、写真6で見たように、岩ヶ池の「景観」としては、不思議なほど注意深く残ってる感じもする。

kariya_00 3以降の写真の撮影位置は、左の図の通りです。

家に帰って刈谷の観光案内パンフを見たのですが、「春」「夏」「秋」それぞれの市内の催しが乗ってるけど、「冬」がない。裏面に乗ってるお土産は万燈祭か亀城か豊田佐吉かカキツバタ関連のネタしかない。うそだよ。もっと紹介するコンテンツ、あるでしょ?ケーブルテレビのスタッフならもっと知ってるのではないか。だいたい刈谷でも南北で全然違うんだよ。

刈谷ハイウェイオアシス自体はなかなかいいし、催し物もいろんな地域から来て結構面白いので、より一層の充実を期待します。ただ、あの炎天下でプロムナードの屋根がほとんどないのはつらい。

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