小川美潮「4 to 3」「ウレシイノモト」
Musical Batonの記事で、思い入れのある5曲を選んだ。邦楽では小川美潮の「MARBLE」だけ(注)。ということは、これが私的な日本一の音楽かいな。我ながらちょっと意外だったので、小川美潮の「4to3」「ウレシイノモト」を聴き直してみる。たちまち頭の中を21曲が交互にループする1週間に。
「ウレシイノモト」は、2年前に作った「好きなCDリスト(17枚)」の中にも入っているが、とにかく全11曲中、3曲め「LINK」から10曲め「人と星の間」まで、どれ一つ捨てられない。最後の「遠い夏」もクーリングダウンに最適。「MARBLE」は5曲目で、賞を与えるなら最優秀中継ぎ賞。私は老人Zを見たことがないので、「MARBLE」が次の曲「走れ自転車」を、より引き立たせてると思う。
「4to3」は中継ぎに恵まれず、中間部分を6曲目「記憶」でしか支えられない辛さがあるが、冒頭の「デンキ」「Four to Three」「夜店の男」と、最後の「窓」「おかしな午後」はとても強い曲で好き。「夜店の男」は、独身生活に飽きて何もする事がなかった夜に、とても身に染みた歌詞だった。
この2枚の後にリリースされた「檸檬の月」も、早速Amazonで購入した。3枚とも最近再発されたらしい。良いので聴いてくだされ。
注)
「邦楽では」MARBLEだけだけど、Hector Zazou「Yakut Song」の背後に流れる日本の箏もすごいのでおすすめです。というか「Yakut Song」すごすぎます。
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