ちょっとだけ海へ
交点ハンターネタです。confluence.orgに、日本の新たな交点の到達記録が掲載されました。鹿児島県の近海にある北緯31度、東経131度地点の到達報告。Sho.SさんとYamazaki船長による日本語の報告と、その英訳が掲載されています。
海流に流されて静止できないなど、海上なりの苦労もあるようですね。大隅半島を大隈と書かれてますが、日本語入力では「おおすみ」で大隈とも変換されるので、どっちが正しいか不安になってきました。でも英訳文のOokumaとDaihaku(大泊)は、Osumi,Odomariが正しいようです。
ところで、環日本海諸国図という地図があります。日本海を中心に配置し、向きを左にくるっと回した地図ですが、これを見てると、通常日本で"地の果て"とか言ってる地域が、実は順々に島をつたっていけば大陸とつながって"果て"では無い。その一方で自分の住む関東近辺が、左右からの人の流れがぶつかって行き詰まり、眼前にただただ広い海がある、むしろここが最果てではないかという感覚さえ覚えます。
そういう意味で最近気になっている交点が、房総半島の近海にある北緯35度、東経140度地点。未到達。5度単位の交点というのも魅力ですが、この地点に来て環日本海諸国図を広げると、めちゃくちゃ広い海の端の端に、ぽちゃんと足先だけ漬けてみました、という感覚を味わえるのではないか、と思えるのです。行かないけどね。
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