身体と新しい音
(3月7日、このページで書いたものの再掲です。「音」カテゴリでは、このような類のことを書いていこうと思います)
齋藤孝氏のCDブック「声に出して読みたい方言」に、しびれる。
特にしびれたのは、鹿児島弁と秋田弁。本書では、各地域の方言に体ごと触れることを
「湯につかる」とも「身体のモードチェンジ」とも呼ぶが、後者のような意識でないと
とてもじゃないが、読めない。入念な準備運動をしないと、浸かれない。
鹿児島弁で小さい「っ」が頻発、「こっがあっ。」などで終る文を読むと、息がまだ
肺にいくらか残っているのだ。どうやって鹿児島の人はこの空気を処理するのだろう。
(追って、続きを書きます)


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